ギターネタ道場

わてが「ギターネタ道場」の師範代、MACだす(笑)。

ひとさまのネタに点をつけられるような資格があるとは言えまへんが、一番年寄りちゅーことで、堪忍してや。

わてを軽くいてこますよーな、ギターおたくの方が現れはったときは、潔く看板を譲りますんで。


<応募要領>

短い一行ネタでも、長いネタでもOKです。メールないしは、掲示板に書き込みでお寄せください。(注・現在は募集していません)

採点、進級は師範代の独断・偏見により行いますので、マジ切れしないでね(笑)。

ひと月のごぶさたどす。第五回、はじまりはじまり。

<第五回>

皆さん、毎度熱心なご応募をいただき、感謝感激の師範代でおます。

第五回は、前回・前々回同様「お題」を設け、一方でフリーテーマでも受付けました。

(1)お題:「このプレイにシビれた!」(前回のお題のリピートです)

ギタリスト名、そしてあなたがシビれたというプレイについて、できるだけ具体的にお書きください。

レコード・CDならアルバム名、曲名、さらにはソロの何小節目といった、詳しい説明があるとなおいいですね。

もちろん、ライブの思い出でもけっこうです。(何人書いてもかまいません。)

(2)フリーテーマ

あなたがお持ちのギターのエピソード、欲しいギター、ギター豆知識など、なんでも自由にお書きください。

ではさっそく、応募順にご紹介だす。

厚木ファッツさん(初登場)

「ファッツ的ギターの上手い人」

こんにちは、元ザ・スモーキン・ハンマー・ブルース・バンドのシンガー兼ギタリストの厚木ファッツです。

今日は、僕が考える”ギターの上手い人”を論じてみましょう。

まず、結論から言いますと、僕の考えるギターの上手い人とは、

1)リズムが良い

2)メロディをちゃんと奏でられる

以上の2つを兼ね備えた人と定義されます。

かつ、1)、2)を”ノンエフェクト(ゲイン系)”で処理できる人、というのも付け加えましょう。

僕が思うに、ギターの上手い人は、決して指の動きが速い、ピッキングが速く、正確な人ではないんです。

これは、あくまでも”ファッツ的”なギターの上手い人の定義ですので、そのへん誤解の無いよう、よろしくお願いします。

楽器の演奏を始め、音楽の善し悪しは世間一般でよく論じられていますが、僕はハッキリ言って、そもそも芸術に善し悪し等は無いと考えていますので、今回僕が使っている”上手い”

と言いますのは、ひらッたく言えば僕の ”好み”以外の何ものでも無いと言えます。

しかし、便宜上”上手い”という言葉を使った方が、皆さんの興味を惹くと 思われますので、今回はこの”上手い”という言葉を全面に、論じてみたいと 思います。

  

では何故、上記1)、2)を兼ね備えた人が”上手い人”なのでしょうか?

以下に、説得力のない説明をしましょう。

先ず1)についてですが、僕はギターに関わらず、音楽、バンド演奏において もっとも重要なものがこのリズムだと思っています。

僕も数々のプロ/アマバンドを見て来ましたが、上手い/下手の分かれ道が このリズムの善し悪しだという結論に達しました。

とあるバンドで、ギターがいわゆるバカテク、シンガーも上手い、でも ど〜も、なんか変だ・・・。

そこでちょっとリズムに耳を傾けるとドラムが異様に突っ込んでいるんです。

別のバンドで、ギターはそこそこ、歌もそこそこ、でも聞いていてとっても気持ち良く、彼等の奏でる音楽にノれる・・・。

そこでなんでだろう??と考えると、やはりリズムが良いんです。

メンバーがお互いの音を聞いて、メンバー間で調和が取れているんです。

こういう演奏はとっても気持ちが良い、イコール、ノれるんです。

これを象徴しているバンドが、かのレッド・ツェッペリンかも知れません。

リズムの良さ故、演奏面でもスーパー・バンドとして世間に認識されていますよね。

僕が見て来たプロのバンドでもリズムの悪いバンドは有りましたが、プロとアマの決定的な差はリズムだと言っても良いでしょう。

リズムセクションの善し悪しだけではなく、メロディパートを受け持つ人のリズム感も、もちろん重要です。

世のアマチュアはこのリズムの重要性にあまり気付いていないかも知れませんね。

そこで、ギターに話を戻しますと、僕の思うギターの上手い人とは、まずバンドの 打ち出すリズムに乗ってギターを弾ける人であることです。

これ実践しようとしますと、ドラムとベースの音、リズムを聞いて、それに自分の リズムを合わせ、更にギターを弾くと言う複雑な作業をしなくてはいけません。

そのうえでギタープレーヤーとしての音楽性/技術の高さも示さなくてはいけません。

これは、バンドマンとしては当たり前のことなのですが、一番難しい事だ思います。

更に、バンドのリズムに乗るだけではなく、絶対的なリズム感も兼ね備えている人というのも重要な要素です。

更にリズムの解像度が高い人、というのも条件の一つですよね。

このリズムの解像度の高さという項目は上手い/下手の分かれ道の最たる物かも知れません。

バンドのリズムに乗ってギターを弾くだけでは、平たんなギタープレーになりがちで ギターソロも退屈になってしまうと思いますが、ここでリズムの解像度が高ければ、リズム的フック、

簡単に言えば突っ込んで弾く所とモタり気味に弾く所を使い分ける 事ができ、印象的な演奏をすることができると思います。

そのうえでバンドとしてのリズムをキープできる・・・。

以上は簡単に思えて、とっても難しい事だと思うんです。

これを実践できているギタリストにはめったにお目にかかれません。

この1)の条件を満足している人は、僕的にかなり上手いギタリストです。

次に2)についてです。

音楽はやはりメロディです。

以前、とあるギタリストの演奏を生で聞いたのですが、そのテクニックたるや、 俗に言う”上手い”ギタリストという範疇に入るには十分なものでした。

しかしなんだか聞いていて心地よくないんです。

そこで、なんでだろう?と考えたところ、ある事に気付きました。

そうなんです、そのギターソロにはメロディが全く無いんです。

単なるフレーズ、リックのつなぎ合わせだったんです。

これは僕にも心当たりが有るんですが、ステージでハっと気付くと、手癖フレーズを つないでその場をしのいでいるんです。

ブルージーな音使いが入っているブロックを積み上げていただけでした・・・。

これはもはや音楽ではありません。

プロのブルースギタリストでもこういう人は良く見かけます。

こういう人に限ってソロが長いですね。

メロディをちゃんと奏でられる人はたった1コーラスでも、実に印象的なソロを 弾きますよね。

確かにそういう演奏が入ったレコードも沢山存在します。

このようにメロディの重要性を認識し、1)で言ったリズムを上手く組み合わせて ソロを組み立てる人は、僕的には完璧なギタリストです。

  

また付け加えた”ノンエフェクト(ゲイン系)”での処理なんですが、これは単純に ゲイン系のエフェクト無しでギターを弾くのは難しいからで、この苦境できっちりギターを弾く人は 単純に

演奏技術の高い人です。

ゲイン系のエフェクト、たとえばオーバードライブ等はゲインを上げていますので 多少弦を弾きそこなっても音が鳴りますし、きちっと弦を押さえていなくても サスティーンも得られます。

簡単に言いますと、とっても楽にギターが弾けるということでしょうか。

これらエフェクトを使わない場合は、きっちりと押さえた弦をきっちりと弾かなけれ ば音が出ませんので、かなりの技術を要します。

 

以上を兼ね備えた人は、僕的には尊敬に値するギタリストです。

みなさんはいかがでしょうか?

師範代コメント

掲示板ではすでにおなじみの厚木ファッツさんから、堂々たる論文をいただきました。

われわれが、ひとのギター・プレイを「上手い」と評する時、いったいどういうポイントでそう見ているのか、それが実に明快に論じられていますな。

この一文を読むと、「ウルトラ・テクニック」イコール「上手いギター」とは限らないことがよ〜くわかります。

誰とは申し上げませんが、実際、「巧くても味わいのないギター」が最近やたら多いように思いませんか?

音楽の質は、音数の多さで決まるようなもんじゃないのに、です。

そういう傾向に対して、真っ向から「NO」を唱えた、正論ながらある意味でカゲキな音楽論だと思います。

バンド活動の長い厚木ファッツさんならではの、豊富な音楽経験に裏打ちされたご発言には、まことに説得力があります。

ことにふたつ目の、「メロディ」になっていないギター・フレーズはNGという指摘には、ドキリ!としたかたが多いと思います。

実はワタシもそのクチで…(汗)。

ひとつ目のリズムについては、わりと他のかたも指摘されることだと思いますが。メロディも同様に重要とは、いや、見事な分析です。

手くせでソロを組み立てがちですものね、ある程度ギターが弾けるようになると。

しかも、ノンエフェクトでの処理が出来るギタリストこそが上手いのだというご発言、これも何らかのエフェクターをかけて弾くのが当たり前のような現在において、実にラジカルな、でもま

っとうな考え方だと思います。

ノンエフェクターで弾いてこそ、本当の実力がわかる。その通りです。

多くのギタリストの皆さんには、耳の痛い指摘でしょう。

おそれいりました!ということで、前半4点、後半6点、しめて10点をさしあげたいと思います。

厚木ファッツさん、初登場で堂々の初段獲得です!

そまさん(永世名人)

前回の投稿で自分の中でのオイシイとこ出し尽くしてしまったので、スルドさに欠けるでしょうが、シブトく小出しにしていきますぞ。

ON THE BOULEVARD / THE MANHATTAN TRANSFER (MECCA FOR MODERNS)

間奏の Jay Graydon が秀逸。

あの頃(1981?)週刊マンガ誌でギターキッズが主人公のマンガで「同じ人間なのになんでこんな風に弾けるんだよ」というセリフがあり、ラーメン屋で読みながらハゲしく頷きました。

今なら「年期が違うんだよ」と思うんでしょうね。

師範代コメント

すでに永世名人位を獲得したそまさん、王者の余裕で、新ネタをご披露です。

20年ほど前、一世を風靡したギタリスト、ジェイ・グレイドン。

マン・トラやホール&オーツ、そして自己のグループ、エアプレイでの超絶プレイは、いまだに語り草であります。

ジェイくらい、流麗に弾けると、ホント、快感でしょうね〜。

しかし、20年も前に、それをネタにしたマンガ家のほうもスゴいですね。

それがどなたの、何というタイトルのマンガかまで覚えていらっしゃったら3ポイントはさしあげたのですが、残念。

ということで、そまさんに2ポイント。位は別に何も変わりません(笑)。

単身赴任さん(二段)

ギターネタ道場 投稿その2は小ネタの放出です。

題して、私の愛したギターたち。

1、 昔話編

前回の投稿で若いとき買ったジャガーの話をさせていただきましたが、収集癖の有る私のこと一台のギターでは気が済むわけが無く、正妻が決まればすぐ側室、その他悪戯相手など

をすぐ置きたくなってしまうわけです。

ブルースギターを弾いてますと、当然親戚筋のJAZZなども齧ってみようかなどと出来ないことを考えたりもします。

まして時代はクロスオーバーの時代(フュージョンと呼ばれるのは一寸あと)、それ風のギターも欲しいと目が行ったのはフルアコ、Jazzギター。

しかしギブソンなどは目の飛び出るほど高い、国産でもYAMAHAはかなりの値段、グレコでは芸がないと日々つらつら考えておりました。

ある日いつも行く下北沢の質流れバッタ品専門店で見つけました、175タイプのフルアコ、 メーカーはなんとパール!

そうですドラムのパールです。お値段5万円なり。

中古か新古か判りません、インレイに一寸傷がありますがとても綺麗。

そして弾いてビックリ生鳴りが滅茶苦茶いい!

さすがドラムの名門パール(私、高校時代はドラムを叩いておりまして、ブラバン、ギタマン、ロックバンドと掛け持ち、セットは中古のパールでした)箱作りは一流、一寸だけ通ったJAZZ

スクールにはこれをもって行ってました。

しかし結婚して、住んだ家はものすごく小さな家(今もこの家です)。

嫁のポリシーは買わない、溜めない、いらないものは捨てるという簡潔合理主義。

日頃から押入れを占領しているこの隠れた名器(?)の存在は疎まれておりました。

子供も出来、月々の小遣いも減らされていく30代、

とうとう行きつけの中古レコード屋のご主人に引き取られることに。

やがてこのお店も閉まってしまって、ご主人とも音信普通に。

今でも大事にされていることを願う今日この頃です。

しかしパール(ヘッドにあのパールのロゴです)のギター他には見たことが無いな。

疎まれたシリーズその2

テスコ!

そうです私の世代は必ずお世話になったテスコ。

でもこのストライプ・ピックガード、4対2ペグ・ヘッドのエレキが私の部屋にやってきたのは、このギターが全盛時代の60年代ではありません。

やはり東京での学生時代、でもどういう経緯で私の元へ舞い込んできたのか今でも良く思い出せないんです。

多分最初のバンドのもう一人のギターの持ち物だったような、違うような。

でもいい、ともかく私の部屋にあったんだから私の物。

音はご存知テスコの音。生鳴りはカパカパ、弦高めちゃ高ということで、当然ボトルネック用に、これでちょっとハウンド・ドッグ気分(彼はカワイだったかな)。

しかし電気系統が、よる年波でアウト。しまうにも場所を取るので、ネックをはずし解体状態に。

そして結婚、以下「住んだ家は〜疎まれておりました」まで上記パール・フルアコの記事の同文章をコピー&ペースト。

ある日嫁の、「危険物に出していい?」にしぶしぶうなずく私。

やはり正妻の権力は絶大でした。あのまま持ってて修理していれば小遣いぐらいにはなったものを、合掌。

  

あっと驚くアメリカ悲話編(どこが悲話なんじゃ!)その1

ということで、幸運にも非常に良く出来た嫁をもらった私は、まともな勤め人の道を歩み、幸か不幸かアメリカ単身赴任という絶好の環境を手に入れることになったわけです。

この憧れの地で、20数年ぶりの自由を手に入れた私は、当然20数年ぶりの欲求を目覚めさせるわけです。

ギ、ギターが欲しい、それも憧れのギブソンを!

ともかく単身赴任になったなら、まず憧れのフルアコを一台ゲットして、のんびりジャズ理論でも一から勉強して、老後はどこか地元のフルバンドにでも入って渋くリズムでも刻みながら

余生を送るという、人生の黄昏期の計画を立てておったわけです。

フルアコなら、定番「いちななご」それもケニ−バレルのデビュー時の愛器P90仕様これしかない!

早速、出張時より通っていた、ビンテージ・ギターショップへ下見に。

有ったんですわ、これが、しっかりとこの店に。

どんな物かは、ファッツさんのHP「私の愛器コーナー」にしっかり紹介されとりますので御覧ください。

さて、このギターを観た次の日から気になって仕方が無いんですね。

仕上げは綺麗だし、P90X2というのはあまり出ませんし、第一値段が安い。明らかに日本より安いのです。

売れちまったら大変、やっぱり即購入しかないと思ったのですが、良く考えたら、お金が無いんですね。

嫁にはアメリカの生活と、留守宅の生活は別。日本からは一銭も持ち出さないと啖呵きって出てきましたので。給料日までは無いんですお金が。

しかしこちらにも計算が、実は赴任者には赴任手当てという家具購入費用が支給されるのです。

まあ家具(ベッド、ソファー、照明器具、家電品)を最小限買った残りで次の給料日までの食費は楽勝と考えていたわけです。

ところが、欲しい、今すぐ欲しい175という状態ですから、いい歳をして後先考えられない。この家具購入費用を握って楽器屋へ走ってしまったわけです。

晴れて憧れのギターは私のものになったのですが、当然家具は殆んど買えないという結果に。

まずテレビが無い、ソファーが無い、テーブルが無いという生活。

しかしテーブルが無ければご飯も食べづらい。会社からダンボールの空き箱持ってきまして、そこにごみ捨て場にあった綺麗な板を拾ってきて載せ、正座して食事をいただくという生活

が始まりました。

アメリカ駐在員でこんな生活をしたというのは、多分私ぐらいだと思います。

その後、テレビは同僚よりもらい、ソファー(一番安いパイプのソファーベッド)を購入して寝転んでテレビを見たときは、思わず天国!と叫んじまいました。

ただし食卓は今でもこのままです。

* 悲惨な生活をしているように見えますが、家具は増えずとも、ギター、レコードの在庫は日々増えつつあるという「帰国時嫁になんと言おう」状態で心は錦です。

その2

175買って、のんびりジャズのお勉強という腹づもりが変化してきたのは、やはりブルースです。

頻繁にコンサートに行き、ジャムに飛び込むようになってきますと、やはり欲しいブルース・ギターということになってしまいました。

ここで購入したのが、355。憧れの70年代ルシール、そして70年代といえばフレディ・キングも弾いていた。(このギターもファッツさんのHPをどうぞ)

購入先はシンシナティのビンテージ・ギターショップ。

憧れの355を抱いて、試し弾きに選んだ曲は「Hide Away」。

何故この曲を選んだか。 レパートリーにしてる方はお判りかと思うのですが、この曲開放弦からハイポジションまで使います。

低音弦のリフも有りますし、クラプトン・バージョンではハイポジのチョーキングも多用です。

そしてここはシンシナティです。お気付きですか?

この街は昔Kingレコードが有った街。Kingレコードといえばフレディの「はいだうえい」で決まりでしょう。

シンシナティで「Hide Away」を後年フレディの愛器となる355で弾く、ここまでこだわって買いたい!

わたしの思いは見事成就しました。

と、ここまで書けば、良かったね男のこだわり、いい話やないかいで終わるのですが。

最後値段交渉を終え、支払い前にふと気になったのがケース。

ケースが無ければ困ります、いくら良い値段でも、あとでケース購入となると総金額で納得できなくなる。

ここで店員にきいたところ、オリジナルじゃないけど良いかとの質問。

もちろんノー・プロブレム。きちんと入れば問題無しです。

お金を払って、ケースに入れてもらおうと思ったとき、店員が持ってきたケースに私愕然としてしまいました。

確かにギターケースの形はしているのですが、な、なんと外装がない!表皮がない!

つまり表に張られている布や皮が無くベニヤ剥き出しなんです。まるで因幡の白兎状態。突然目の前に出されたらとても悲惨なものです。

ここで私は理解しました。店員が言ったのはオリジナルではないということではなく、オリジナルの状態では無いということだったのですね。

しかしもう相当値引きしてますし、これ以上は何もいえません。見るからに痛々しいケースを車に載せ帰路についたわけです。

確かにケースを弾くわけでは有りませんから問題ないといえばそれまでですが、あまりにも猟奇的な外観に、もしかしたらおまわりさんに撃たれてしまうかもしれないなどと心配すること

しきり。

そこで、考えたのは表皮を張ること。しかし修理に出したのでは買ったほうがまし、自分でやってしまおうということに。

マーケットに行き、白っぽい化繊の壁紙を買ってきて貼りました、半日がかりで。

結果は、遠目にみればお洒落なツイード、近くで見れば「何これ」というものに。

でも私は満足、世界でただ一つのギターケースですもの、色に飽きたらまた張り替えれば良いのですし。

ただ困るのは時々あちこち剥がれてくる事ですな。

ということで小ネタの放出この辺でお開きに。

師範代コメント

単身赴任さん、二度目のご登場です。今回も懐かしネタ、新ネタとりまぜて、強力なものばかりです。

まずは、最初のパール製フルアコ。これはスゴい。

けっこういい年したワタシだって、一度も見たことがありません。

パールがギターを製造していたこと自体、まるきり初耳です。

ろくに話題にもならなかったということは、全然売れなかったんでしょうなぁ…。

今は行方知れずですか。惜しいなぁ…。せめて写真に撮っておいて、HPで公開されていたらと思います。

とにかく、3ポイントには優に値するネタですね。

続いて、テスコ。これも懐かしい!

GSブームの頃にはもっとも売れたブランドのひとつですね。ストライプ・ピックガード、そういうモデルがありましたよね〜。

70年代以降はGSブームの終焉とともに人気凋落、以後新品ではほとんど見かけることもなかったのですが、最近、ネオアコ系のバンドあたりで人気が復活しているそーです。

今だったら、けっこうな値段で売れたかもしれません。やはり、奥様にはさからえませんね〜。残念!

こちらには、2ポイントさしあげましょう。

次のES-175。またまたこれをゲットしたために、戦争中のような耐乏生活を送られたのですか。

前回の粗食ネタといい、今回といい、よくよくギターが衣食住のすべてに優先するんですね、単身赴任さんの場合。

まことにほほえましいエピソードです。2ポイントさしあげましょう。

最後の、丸裸ケースのエピソードも、ご本人にとってはタマランお話でしょうが、さながらアメリカのTVのコメディ・ドラマを観ているかの感があります。ナイスです。

ケースとご対面したときの、単身赴任さんの愕然としたお顔が目に浮かぶようです。

「ORIGINAL」という単語に対する、ネイティブ・スピーカーと非ネイティブのひととの、微妙なニュアンスのズレが妙にオカシいですね。

これにも2ポイントさしあげましょう。

以上で9ポイント。単身赴任さん、十段プラス1ポイント。

したがって名人への仲間入りです。おめでとうございます!

ZZTOTさん(名人)

「新しいこころみ」

ツインベースですか、いいですねー。(師範代注・掲示板でツインベースのバンドが話題になっていました)

ビリーシーハン(タラスのベーシスト)がデブ・リン・ロス(こう聞こえる) のバンドでステブ・バイと組んだころの話バイ。

ベースいじって楽しかったころ、ツインベース考えたけど ベース上手に弾けず企画倒れ(;_;)

リズムとメロディのパートが無難なところですが

ツインリード、一人がベースにアームつけてジミヘンみたいにファズつけちゃう

ベースシンセつかう、

あっそうだこんなの、、、どうでしょ。

一人が舞台(ステージ)に立って演奏 後ろを向いて演奏中に、あれっ途中からベースの音が二つ聞こえ どーやって弾いているんだろうと客に不思議がらせ、しばらくしたらステージの

すそからもう一人ベースが登場。(タネあかし)

お客「ビックリしたなーモー」状態(^○^)。

その2

体格の良いベーシストが小柄のベーシストを肩車して登場する。

AC/DCっぽいですか(^○^)。

その3

右利き、左利きのベーシストを背中合わせにして登場

最初右利きの人が演奏、途中で左利きのベースが客席を向く

背中合わせだから右利きのベーシストが客席と逆を向く。

しばらく一人が影、もう一人が客席を向き演奏

盛り上がりのところで忍者のように二人のベーシストがステージの右と左 バラバラに分かれる。

となると衣装は黒っぽく一人は赤いマスクに赤いマフラー もう一人は白か青のマフラーできまり。

これで「だいじょーぶっ」(^○^)

「必殺のステージ」

ステージネタなら以前色々考えました。

「イカ天」の時代東京の中央線のハズレにすんでいたのでライブハウス色々観て 自分でもバンドやりたかった、でも上がりしょうで企画倒れ(;_;)。

当時考えただけでも。

□真っ暗なステージで、夜光塗料を塗ったベースギターがステージから登場

ラストの曲で最後は開放弦を一本鳴らし、ステージを暗くし夜光塗料で光った ギターをギタリストが持っているようにスタンドのような物に置き別のギターを 弾きながらステージから退散。

明かりをつけると音はすれども楽器だけステージに残されている。

(少しキッスのネタを応用。)

□ボーカルがシャウトして歌いながら、ハンカチを花に変えたり、トランプを 出したりする。

当然最後は棺に入り、次に開けると消えている。(^○^)

□一輪車に乗って演奏 m(__)m下らな過ぎ。

□真っ暗なステージで、ギターを弾くとギターの人の頭のランプが点灯

ベース、ボーカルも同様。

自分の周りを電気で照らすには必死になって 音を出さないと明るくならない。

もっとあるけど次回は「本当にあった愉快なバンド」を書かせてもらいます。

あっちなみに、忍者ツインベース(背中合わせ)

ベースとギターでも可能です、どなたかステージでやるとき一報下さい

ウケるか白けるか観たいので。

「本当に有った愉快なバンド」

□セックスピストルズだったと思いますがステージでオナニーした。

□デイモン小暮・・・逆立ちして歌った。

□トレニアーズ???吾妻光良氏の情報によると

ステージ左に引っ込んだ歌手が、すぐに右からあらわれる。

それを何度か行う(実は双子の歌手)最後に左右からステージに出る。

□素人バンド「ハクション」客のウケが悪いと客の目の前で尻を出す。

□「スティーラー」松本の素人バンド15年前に目撃。

バンへイレンの曲で演歌の歌詞を歌う。ファンにはオバチャンが多かった。

友達で「サマータイム・ブルース」コクランの曲に「ナニワ節だよ人生は」

私も「サマータイム・ブルース」に「完全無欠のロックンローラー」の歌詞 とか「聖者の行進」に「与作」の歌詞をつけ披露した事があります。

□TVのライトあんよ奏法・・・右足で指板をタピング。

□一人で2本のサックスを吹く。吾妻氏のネタですが。

□吾妻光良・・弦切り鼻血出し奏法。

□石川二三夫・・・ハーモニカ吹きながら帽子飛ばし奏法。

□「ブルースの歴史」283項エルモン・ミックルは、ハーモニカ、ギター、 シンバル、バスドラを一人で演奏する楽団と言うよりチンドン屋みたいな人らしい

□最近の噂では、タップを踏みながらブルースを演奏するギタリストがいるらしい。

自分で見たもの、人から聞いたものですがこれが「本当に有ったバンド」です。

つづいて「こんなバンドないだろな」的なものとして

□ギター、ベース、ドラム、ボーカルが一曲終わる事に立ち上がって 右手を上げバレーの選手が交代するような感じで楽器をかえる。

又は お客にちょっと待ってもらい、ジャンケンで演奏する楽器を選んでいく。

「本当にいたバンド」

覆面バンド

昔シルバースターズっていましたね。

だったら、覆面して服を着ない漫画「けっこう仮面」のようなバンド。

縫いぐるみを着ているバンド

紹介はこんな感じで

「ボーカル、熊さん、ギターウサチャン、ドラムはゴジラ、ベースはパンダ君」

なんてね(^○^)。

追記

昔のJAZZ演奏者や、スタジオミュージシャンってどの楽器でも演奏できたようで 私の通った藤沢のライブハウスの店長はベース弾いたりギター弾いたり。

町田アンバサドールのマスターもハウスバンドで幾つかの楽器を こなしていました。

アンバサドールでは、ほとんどリクエストとか、「今日は雨の歌を歌おう」 「夏の歌を歌おう」って毎日その場で曲決めていました。

(レパートリー200曲以上だそうです。)

他のメンバーも「スタンドバイミー」をジミヘンっぽくとか、サンタナっぽく等 その場でどの曲を○○っぽくと演奏できたハウスバンドでした。

バンドメンバーも仕事が終わった順なのでボーカルとギターの二人から始まり 終わる頃にはキーボードやパーカッション、鼓(つつみ)、サックス、 総勢9人だったり。

そういえば、ジミヘンの曲につつみ奏者(NHKの古典音楽の番組にも出たすごい人 だったらしいが)を取り入れてた演奏が好きでした。

師範代コメント

いやー、すごいすね〜。次から次へとネタの連続技! 息つくヒマもありません。

ホント、名人ZZTOTさんの本領発揮であります。

最初のネタ「影武者登場!」は実際に使えそうですね。1ポイント。

次の「肩車」はいくらなんでもキツいかも。ベースって重いんですよ。でも笑ってしまいました。これも1ポイント。

「背中合わせの忍者ツインベース」、これもマジック・ショーみたいで、面白い!

きっちりリハして、動きがビシッと合えば、喝采モノです。でも、こうなると音楽だかボードビルだか何だかよくわからない…。

これにも、1ポイント。

「音はすれども姿なし」、これは引きのパターンとしてはなかなかカッコいい。どこかのバンドでやってもおかしくないです。1ポイント。

次の三つは、かなりコミック・バンド系ですな。軽めのお笑いネタという感じで、まとめて1ポイント。

「本当に有った愉快なバンド」、これもバラエティ豊かで、楽しめました。

オ○ニーしたのは、他にもドアーズのジム・モリソン、頭脳警察のパンタとかもそうだったような…。

デーモン閣下、そんなことやってたんすか。声、よく出ましたね〜。これはいい。1ポイント。

双子パターン、さっきの影武者のバリエーションですが、ともに同じ客には一回しか使えないのがタマにキズかも(^○^)。でも面白い。1ポイント。

「ケツ出し」、これはバンドに限らず、コンパなぞでウケを狙って誰か必ずやりはじめますな。

演歌歌詞ロック。いいなあ、こーゆーローカル色豊かなネタ。千葉のジャガーさんとかの系列ですね。こちらも1ポイント。

あんよ奏法。これはウケるというより、本当に曲が弾けるのか、心配になっちゃいますね。

マルチ・サックス。これはネタというより、実はプロの奏者でも得意とする人がいます。けっこうマジな話です。

吾妻センセイの弦切り鼻血出し奏法!? そんなことが意図的に出来るんでしょーか? 目がテン、なネタです。1ポイント。

石川二三夫サンのそれ、なかなかカッコいいですね。「奏法」と呼ぶのはいかがかとは思いますが。これも1ポイント

ミックルのワン・マン・バンド。これもなかなか歴史があるスタイルなんですね〜。勉強になりました。1ポイント。

タップを踏めるブルースマン、それはぜひ一度観てみたい! どこで演ってるんでしょう? これも1ポイント。

パート交代バンド、これはタッチの差でワタシの(C)です。なかなかナイスなネタでしょ。

と思っていたら、単身赴任さんが実際そういうバンドがアメリカにはありますよと教えてくれたので、ビックリしました。

「けっこう仮面バンド」、いいですね〜。ステージはもちろん、18禁でしょうね。でも、メンバーがオトコだけじゃヤ〜ヨ〜(志村けん調で)。

一番(?)観てみたいということで、2ポイント。

「縫いぐるみバンド」、これは好対照。ほのぼのとして、いい感じです。

そういや昔、ジェスロ・タルのステージに、縫いぐるみが登場してましたな。これは1ポイント。

それから、アンバサドールのハウスバンドの実力は素晴らしいですね。たいていのリクエストに対応OKとは。

ジミ・ヘン+鼓というユニークな試みには目からウロコです。こちらにも1ポイント。

なんと、しめて16ポイントという高得点。したがって、前人未踏の十段プラス20ポイント!!

完全にストップ高状態。ZZTOTさん、文句なしの永世名人位、獲得です! おめでとうございます。

HDさん(名人)

ツインベースといえば・・・WRのライブ等でジャコパスがやっているソロなんかは、ひとりツインベースですよね。

エラくカッコよい。マネできませんもの、当たり前か。

そういえば10数年程前に、都内でよく見かけたのですが、ギターかバンジョーかかえて、背負ったドラムやパーカッションと両足首にジョイントさせて操作して、CCRやビートルズナンバ

ーを唄っていた白人男性の方は如何なされているのでしょう。(ワンセンテンスでした)

師範代コメント

永世名人間近のHDさん、今回は細かいネタで来ましたな。

まずひとつめ。雑魚、じゃなかったジャコ・パストリアス。彼も一世を風靡したテクニシャンですな。

フレットレス・ベースを弾くベーシストが増えたのも、彼に負うところ大です。

そのウェザー・リポート時代のシンセ・プレイ。いかにもHDさんお好みのネタですが、インパクトはいまイチ。

これは1ポイントってところですね。

続いて、ひとりでいくつもの楽器を同時演奏する、いわゆる「ワンマン・バンド」のネタ。

これも懐かしさはありますが、名人の繰り出すネタとしてはちょっと迫力不足。

これも1ポイント。よって、現在十段プラス9ポイント。

残念! HDさん、今回は永世名人の一歩手前で足踏みです。

単身赴任さん(名人)

「逃がした魚は....」

ギターネタは自分たちのHPで結構出してるんですよ。

あまりあちこち同じネタを書くのもなんなので、今回は楽器屋さんのお話。

1、こちらの楽器屋で「Music Go Around」っていう名前のお店があるんですが。

名前のとおり在庫の足がめちゃくちゃ速いんです。

先週、67年の335、1500ドルってのが有ったんですが、ちょっと躊躇してる間に次の日売れちゃいました。

てな感じで、かなりおいしい楽器が出てきますが、すぐGo Aroundしちゃいます。

2、会社の近くにYellow Springというとってもきれいな村があります。

この村は70年代のヒッピーのコミューンがそのまま村になったものなんです。

そこにずばり「Village Guitar」という店があります。

ここは40年代のカラマズー・ギターの宝庫、同型のギブソンも並んで売ってます。

ここも一ヶ月で在庫が変わってしまうお店。小ぶりのカラマズー逃してしまいました。

3、アメリカの都市でよく見るのが、Pawn Shopという質屋。

入り口、窓には鉄格子がはまってます。

地域によっては出入りはブザーを押してドアを開けてもらうというちょっと危なげな店もあります。

こういう店はたまに相場より安いものが有る場合が。

ダウンタウウンにある「Uncle Sam Pawn Shop」で2年程前、ギブソンES-125TDC(T=シンライン、D=ダブルピックアップ、 C=カッタウエイ)が800ドルで出ていました。

出張で来てたときなので、所持金、輸送を考えて躊躇してたんですが、やはり売れてしまった。

このギター、TDCタイプでは絶対この値段は無い!

ということでこれからもこの手の話はいくらでも出てきます、こんなでよければまた書きますが。

師範代コメント

またまた単身赴任さんから、アメリカならではのネタをお寄せきただきました。

いやはや、彼の生活は、うらやましい!のひとこと。

ギターも安くて上質のヴィンテージものが選り取りみどり。マニヤにはこたえられません。

60年代ものの335が日本円で18万円程度。そりゃ手持ちのないワタシだって、借金してでも買いたいですわ。

片田舎のギター屋に60年近く前のアコギが置いてあるとは、さすが本場は違いますな。

質屋にあったという125。これもなかなか魅力的。日本の質屋じゃギブソン、フェンダーにはなかなかお目にかかれません。

そんな環境じゃ、単身赴任さんも、いくらお金があっても足りんでしょう。

ま、単身赴任さんが破産しないよう、神サマが手をまわして、欲しいギターはすぐ他のひとに売れるようにしてるんでしょうね。

嗚呼、ワタシも宝クジでも一発当てて、アメリカギター買い込みツアーに行きたいものです!

このネタ、まとめて4ポイントさしあげましょう。

単身赴任さん、十段プラス5ポイントの名人。永世名人位もすぐそこに見えてきました。

師範代のネタ

今回はお題よりはフリー・テーマの応募が多うござったな。

皆さん、大変ユニークなネタをお持ちじゃ。わても油断しておれんわ。

では、お題「このプレイにシビれた!」の第二弾。

前回はロックでしたんで、今回はブルース編。

わての好きなブルースマン、大勢おるが、とりわけ好きなんは、「キング・オブ・ザ・ブルース・ギター」、そうアルバート・キングや。

そのプレイ、いってしまえば金太郎飴で、どれも似たようなフレーズなんやが、この金太郎飴、実に美味い(上手い)んや。

しかも音色が絶妙によろしい。ツヤがあって、メロウで、実に官能的なんじゃ。

ボーカルのほうも、テクニックで勝負とゆーより、「味」のあるタイプ。いぶし銀のようなシブ〜い歌声じゃ。

そんなアルバート、名演名唱数々あれど、これぞ十八番というのが、ライブ版の「ストーミー・マンデイ」。

73年7月、スイスはモントルー・ジャズ・フェスティバルでの録音。

もうイントロからサイコ―。ゆっくり、ユラユラとしたギター・フレーズで、聴くもんをすでにノックアウト状態。

歌が始まると、観衆がドッと沸くが、それに軽く「サンキュ」と一言返してそのまま歌い続けるアルバート。

もう、カッコ良すぎ!

そしていよいよソロに突入! これがまた鳥肌モノ。

毎度毎度のワンパターン・アルバート節なれど、とにかくカッコよろしいの一言。

やはり、オリジナル・フライングVの音色はバツグンによろしゅおます。

派手なビブラート、ベンディング・プレイの連続に、悶絶エビ反り状態のわてでおました。

これはもう、ぜひ皆さんにも聴いていただきたい。「Montreux Festival」(1974,Stax)に収められておりますが、入手に手間がかかりそう。

より簡単に聴くことが可能なのが、ブルース専門誌「ブルース・アンド・ソウル・レコーズ」37号(ブルースの20世紀特集号)の付録CD。

大書店さんならバック・ナンバーも扱っているので、ぜひ探してみておくれやす。

名人のプレイとはこーゆーのを言うんや!ってのがよーくわかりまっせ。

つーことで、今回も思い入れ先走りパターンになってしもうたのう。おそまつ!

それでは皆さんのご応募、お待ちしておりまーす。


「ギターネタ道場」第四回を読む

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