本音をいえば


ここでは、あまり大声ではいえない本音を、こっそりつぶやかせていただきます。

2012年5月14日(月)

ギブ&テイク、イラネ

アマチュア・バンドの運営で、みんなが一番苦労していることといえば、「動員」だろうな。

で、多くのバンドがその解決策としてとっているのが、ギブ&テイク、つまり自分たちが他のバンドのライブを観にいくことで相手に貸しを作り、見返りとして自分のバンドのライブに来てもらう、みたいなやりかただろう。「イッテコイ」などともゆう。

でも本音をいえば、こういうのって全く好きくないのだ、自分は。

本来ライブというのは、自分が気に入ったから聴きに行くものであって、義理で行くようなものじゃない。それを、動員をよくするために、さほど気に入っているとはいえないバンドを観に行って恩を着せるなんて、ナンセンス。時間とお金の無駄遣い以外のなにものでもない。

まあ、浮世の義理を全否定するのもオトナ気ないので、絶対行っちゃダメとはいわないが、そのライブをあまり楽しめないなと思ったら、何度も行くことはない。最初の一回だけで十分じゃないかと思ってる。

プロのバンドとかミュージシャンで、観客がいくら熱心に自分たちのライブを観に来てくれたから、あるいはCDを必ず買ってくれたからといって、お礼として、その観客がアマチュアバンドをやっているのを応援しに行くなんて話、聞いたことないでしょ。アマチュアだって、来てくれたら必ず同じ回数観に行ってやらなきゃいけないなんてことはないはず。

実際、自分の場合、アマチュアでも気に入ったバンドがあれば、単なるファンとして観に行くことがある。イニシャルで「S」というバンドなんか、まさにそうだった。そのメンバーに自分のライブにも来てくれとかお願いはしなかった。

それにこちらが恩を売ったと思っていても、相手はそんなに恩に着てなかったなんて、温度差がある場合もけっこうある(要するにむこうにナメられたってことだな)。

そうまでしてライブをやる意味があるのか、皆さんも、もう一度よく考えてみてほしい。

自分としては、動員問題で毎回苦しむライブよりは、そういったことから解放されるジャムセッションのほうが楽しいと思うので、そちらに力を入れている。

ギブ&テイクの掟にしばられたバンド活動なんて、いらない。客が来る来ないの問題で頭を悩ますのは、プロだけでいい。

皆さんのお考えとはだいぶん違うかもしれないが、こういう考えかたをするアマチュアミュージシャンもいるのだ。


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