公開セッションのご報告(2003/9/6実施分)


「斎藤組」、「Electric Guitar Museum」、「NEST OF BLUESMANIA」、この3HPから生まれた公開セッション企画

その第六回を、去る2003年9月6日(土)に実施いたしました。

(第一回は2001年7月7日(土)、第二回は2001年11月17日(土)、第三回は2002年3月30日(土)、第四回は2002年8月24日(土)、第五回は2003年4月19日(土)に実施。)

<今回の演奏メンバー>

MAC(vo,g)(当HP管理人・ホストバンド「NITE CRAWLER」メンバー)

そまさん(g)(「Electric Guitar Museum」・NITE CRAWLERメンバー)

Othumさん(g,vo, ds)(「Blues After Dark」・2回目のご参加)

ユカルさん(g,vo)(「Yukaru's HomePage」・2回目のご参加)

えびさん(g)(初参加)

ひであきさん(g,vo)(「6Strings」・初参加)

Boseさん(g)(「Bose-studio」・初参加)

hisaeさん(g)(「ギタリストギャラリー declan〜hisae's room」・初参加)

マディヘンさん(vo,g,cho)(「森の詩」・3回目のご参加)

りっきーさん(g,vo,b)(「懐石料理KOTOBUKIYA」・3回目のご参加)

おゆうさん(vo,cho,perc)(同上)

ナガノさん(g,vo)(NITE CRAWLERメンバー)

葉桜さん(hca)(「民宿葉桜」・プレイヤーとして初参加)

HDさん(b)(「斎藤組」・NITE CRAWLERメンバー)

増田さん(b)(2回目のご参加)

かなさん(b)(TWELVE POSITION、プレイヤーとして3回目のご参加)

yd3さん(ds)(NITE CRAWLERメンバー)

前回をさらに上回る、17名の方々が演奏で参加しました。

西荻窪「スタジオ・UEN」3階Cスタジオに、メンバーが15時集合。

毎度のように、缶ビールや缶酎ハイを飲みながら、スタート。

ギャラリーとしては、ユカルさんの付添いの斎藤さん、Boseさんの奥様のみぎねじさん、Othumさんやりっきーさんとも親しくされているシンガー/ギタリストのエピさんとその彼氏、そして「NEST」をご覧になり、今回初めて見学を希望された松村さんの5名がご参加。総勢22名と、前回同様の大盛況となりました。

最初に、今回いつものセッション場所であるLスタではなく、かなり狭いCスタにて実施することとなったいきさつをMACが参加者の皆さんに説明、「狭くて申し訳ありません」とお詫び申し上げました。そのくらい、当日のCスタは、キャパシティぎりぎりだったのです。

また、TAKさん、厚木ファッツさんのおふたりは、当初はご参加を表明されながら、ご都合により急遽欠席されたのですが、MACがおふたりになりかわって、皆さんへのメッセージをお伝えいたしました。

セッティングが済み、まずはホスト・バンド「NITE CRAWLER」による演奏から。

ところが、ギターのナガノさんのスタジオ入りが遅れたため、彼抜きの4人にての演奏とあいなりました。

一曲目は、景気をつけるには最適の曲ということで、前回同様、「メッシン・ウィズ・ザ・キッド」(ブルース・ブラザーズ・ヴァージョン)。

ギター1本抜けで今ひとつラフな演奏ではありましたが、気合い(?)で、何とか乗り切りました。

続いての二曲目は、これまた定番の「ストーミー・マンデイ」(オールマンズ・ヴァージョン)。

こちらは一転してスロー・ナンバーですので、わりと落ち着いて演奏出来たように思います。

ナイクロで2曲を演奏しましたので、以降は例によって、ゲストの方々にひとりずつ加わっていただくことにします。

まずおひとり目。どなたをおよびしようかとあたりを見渡したMACですが、まだ参加者が全員揃いきっておらず、常連のりっきーさん、ユカルさんらもまだ。Othumさんにお願いしようかと思ったのですが、彼は寿家さんの車にギターを預けていて、その「待ち」ということなので、こちらもNG。

そこで、初参加の方にいきなりご指名というのも申し訳ないかなとは思ったのですが、ベテランのえびさんなら即対応出来るのではないかと(なにしろ彼は、本場アメリカでのシット・イン体験が豊富ですから)、あえてお呼びしちゃいます。

「ええ〜っ、もうですか〜!?」と驚きの色を隠せないえびさん(スミマセン、びっくりさせて)、それでもすぐに愛用のギブソンES-345(サンバースト)を取り出して、準備OKです。

「何かご希望の曲はありませんか?」とえびさんにお聞きしましたが、「何でもいいですよ」とのことでしたので、MACの方で選曲させていただきました。

曲はこれまた定番の、「ランブリン・オン・マイ・マインド」。

ふだんはこの曲、エリック・クラプトンを意識したスタイルで演奏されるかたが多いのですが、えびさんはそれとはまた違った、ソリッドでシャープなギター・プレイを聴かせてくださいます。うーむ、これがアメリカ仕込みの本格派ブルース・ギターか!!と、一堂聴き入ります。

えびさんにはもう一曲のご参加をお願いして、新たにお呼びしたのは、ギターも到着してスタンバイOKのOthumさん。そまさんと交代されます。

MACが「ナイスミドル対決」などと勝手に名づけてしまいましたが、おふたりとも、風格・腕前ともに横綱級。

火花を散らすようなバトルになるのでは…と、いやがうえにも、期待が盛り上がります。

曲はこれまたMACによる選曲で、ブルース・セッションには欠かせない「スウィート・ホーム・シカゴ」。前曲とはロバート・ジョンスンつながりでもあります。

ソロの前半はえびさん。2コーラスで、次はOthumさんにバトンを渡そうとMACがかけ声をかけるも、興の乗ってきたえびさんが、3コーラス目にそのままなだれこむ、といった予想外の展開もあったりして、さすが「何でもあり」が身上のセッション、目が離せません(笑)。

後半は、Othumさんが愛用のサンバースト・ストラトで、バリバリにロックなソロを決めてくださいました。

この日もOthumさんは例の「秘密兵器」を装着、パッと見はごくフツーのストラトから、思い切りブーミーなサウンドが出てきたのには、初参加の皆さん、かなりビックリされていたようです。

さてお次は、Othumさんと、到着されたばかりのりっきーさんのタッグです。

りっきーさんは、そまさんから借りた、イエロー・サドウスキーでプレイ。

曲は、ナイクロ、IN AND OUTのレパートリーとして、おなじみの「シッティン・オン・トップ・オブ・ザ・ワールド」。

肝心の歌い手のMACが、コード進行をド忘れしたりして、場内はいかにもセッションらしい和やか(?)な雰囲気に包まれます。

若干苦しいながらも、なんとかこの曲もカタチにし、さて、このへんでベースも交代とあいなります。

二番手は、これで二度目のご参加の、増田さん。

彼は、二回目にして、すっかり「レギュラー・メンバー」の雰囲気をお持ちです。

特にそのタイトで、手堅いベース・プレイは皆さんの注目を集めていました。「えっ、彼、レギュラー・バンドはないんですか? ぜひ、うちにも呼びたいなあ」、そんな感じでした。

さて、りっきーさんが残り、新たにユカルさんが加わってのセット。曲はこれまたMACの選曲で、「ダスト・マイ・ブルーム」。

ユカルさん、前回はセミアコでしたが、今回はグリーンのテレキャス・シェイプのモデル。でも、ピックアップとか、フツーのテレとは違った凝ったモデルのようで。

前回同様、指弾きでの華麗なプレイを披露されるユカルさん。お若いのにブルースどっぷりなそのサウンドは、いかにもロックなりっきーさんのプレイとは好対照でありました。

エルモア風のシャウトで、MACがだいぶん喉をからしているのを知ってか知らずか、「次は私が歌います」とユカルさんが申し出てくださいました。もうひとりのギターはりっきーさんから、ナガノさんに交代。曲は、マディ・ウォーターズの「フーチー・クーチー・マン」。

ユカルさんは、スゴみのある太い声で、この豪快な一曲をシャウトしてくださいました。

ギター、歌、そしてハープ(これは前回ですが)。いずれもこなすそのマルチな才能に、皆さん、一様に驚嘆していたようです。

さて、ユカルさんに代わってギターで登場したのは、今回初参加、はるばる宇都宮からいらっしゃった、ひであきさん。

ナガノさんとのコラボによる演奏曲は、エルモア・ジェイムズの「ザ・サン・イズ・シャイニング」。

ひであきさんはブレードのストラト・モデル(ナチュラル)、ナガノさんはイエロー・サド。

ふだんはアコギでの演奏が多いというひであきさんも、この日はしっかりとストラトでブルーズィなフレーズを繰り出しておられました。

もちろん、ナガノさんも、卓越したスライド・プレイで、大向こうをうならせます。

ここでナガノさんに代わって、皆さんお待たせ!のマディヘンさんがヘッドバンドをつけて登場。

となると、もう、この一曲を演っていただくほかはありません!と、MACが炊きつけた(?)のは、もちろん「パープル・ヘイズ」であります。

もうおひとりのギターも、ひであきさんから、この曲がお得意というBoseさんに交代。ベースの方も、「私がやります」とりっきーさんが登場。

双頭ジミヘンによる「紫のけむり」のスタートです。ヴォーカルはもちろん、マディヘンさん。

もう、いきなり、神降臨です(笑)。完全になりきってます。オーマイガッ!

大迫力の演奏で、場内のロック指数が、一気に上がります。

こうなるともう、暴走は誰にも止められません(笑)。というか、進行役のMAC自ら、煽りまくる始末(笑)。

「ロック・タイム」、第二弾はもちろんあの曲。「ホンキー・トンク・ウィメン」。

おゆうさんをコーラスとして引っ張り出し、ギターはマディヘンさんにBoseさん、ベースはりっきーさん。MACが歌います。

さすがに何度も演奏して来た曲だけに、仕上がりはバッチリ。おゆうさんのコーラスが加わると、カンペキにまとまりますすね。

さらにさらに「ロック・タイム」は続きます。

たとえば、CCRの「雨を見たかい」。これは、ひであきさんもレパートリーにしていらっしゃる曲を、ちゃっかりMACがお株を奪ってしまいました。ひであきさん、ごめんなさい。次回、ぜひ歌ってください。

次にMACが、これまでずっと見学されている方をおひとり、ステージに引っ張り出しました。

それは、MACも所属する、自由ヶ丘ブルースハープクラブのお仲間のひとり、葉桜さん。

実は、葉桜さんと増田さんは他のセッションで会われたことがあるとお聞きしたので、「なら、演奏もぜひやってください」と切にお願いをしたというわけです。

曲名は特に決めず、Gのブルースということで、早速スタート。こういう、場当たり的なことも出来るのが、ブルースのスゴいところです。

ギターはそまさん、Boseさん。ベースは増田さん。また、葉桜さんと共に、MACもハープで参加。ツイン・ハープによるインストという、珍しいスタイルに、場内の皆さんも、興味津々で聴いてくださったように思います。

さて、中盤のハイライトは、やはり、ひであきさんの「餃子ブルース」でしょう。

この曲は、8月の寿家さんでのオフ会でも好評だった、彼のオリジナル。宇都宮にお住まいのひであきさんらしい、地元ネタが何とも楽しいブルースです。

これで、場内も最高潮! まるでこのまま終幕かと思いそうな盛り上がりぶりに、「まだまだ続きます」とMACがMCを入れます。

さて、このへんからは、ベースは増田さんからさらに交代、ナガノ夫人のかなさんになっていたような気がします。

「気がします」といいますのは、場内のあまりの暑さ、そして酸欠状態に記憶が蒸発し、筆者はかなりウロ覚えなので御座います(汗)。

曲順、パーソネル等、かなりいい加減ですが、ひらにお許しを。

順不同で、思い出したのを書いていきますと…。

たとえば、「クロスロード・ブルース」。ギターは、再びえびさんが参加。またまた、ノリノリで弾いていただきました。

「リコンシダ−・ベイビー」は、以前にもやったナンバーですが、ひさしぶりにチャレンジ。

今回は、原曲よりかなりスローで、ディープな雰囲気だったのではないかと思います。この曲では、りっきーさんのギター・プレイがカッコよかったです。

ドラムスは、ときにはOthumさんも参加、スネアはyd3さんが担当するなど、見事な「分業」制だったりします。

他には、前回もやった、ジミー・リードの「ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ」、ボビー・ブランドの「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」などにもトライ。

さて、今回のセッションには、新しくチャレンジしようという「課題曲」が実はありました。

それは、レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」、そしてチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」。

まずは「胸いっぱいの愛を」にチャレンジすべく、大のZEPフリークでもあるマディヘンさんを再度お呼びしたのですが、始まったのは…、アレレ、ZEPはZEPでも「ロックン・ロール」。まさに何でもあり状態(笑)。

先ほどはジミヘンが降臨したマディヘンさん、変わり身もすばやく、今度はロバート・プラントになりきって、ハイトーンのシャウトで皆さんを煽りまくります。もう、場内は狂喜乱舞、阿鼻叫喚地獄状態(笑)。

こうなったらもう、行くところまで行くしかありません。お次はディ−プ・パープル。

マディヘンさんが最近購入されたストラトを携えて登場されたのですが、じゃ誰が歌うの?という話になってしまい、結局彼はギター・パートをそまさんに譲って、リード・ヴォーカルに専念。歌うは「スモーク・オン・ザ・ウォーター」!

コーラスはおゆうさん、ベースはかなさん。そして、ジャジャーン、ついに観客席から引っ張り出されたのが、われらが姐御、hisaeさん!

愛用のバタースコッチ・ブロンドのテレキャスターを抱えて、ついに演奏に参加されたのでありました。

そまさんも、ひさびさのハード・ロック演奏とあって、気合い十分。もちろん、他の皆さんも負けじと熱演、場内は最高に盛り上がりました。

時間も残すところわずかとなったので、最後の一曲をOthumさんにお願いします。もちろん、あの曲、「ジョニー・B・グッド」で締めていただくために!

と思いきや…、Othumさんが始めたのは、ロンサム・サンダウンの「ルイジアナ・ラヴァ−・マン」。さすが策士(?)なOthumさん、見事なフェイント・プレイであります(笑)。

演奏メンバーは他に、ギターのマディヘンさんとひであきさん、ベースはHDさん。とにかく全員、最後の力を振り絞ってのハッスル・プレイ。

制限時間ぎりぎり、18時ちょい前にセッションは無事終了。気がつけば、場内はものすごい熱気で充満していました。三時間は、ホント、あっという間に終わってしまいました。

なんだか、毎回、天井知らずの盛り上がりを見せているように思います。次回はさらにスゴいことになるのでしょうか。ちょっと怖いくらい(笑)。

セッション終了後、15名(一部の方々はご都合によりお帰りでした)が前回と同じく、近くの料理屋「一樹」にて打上げ。

参加者の自己紹介タイムを皮切りに、セッションの話題、ネットの話題、プライベートな話題(?)等々で、一次会に負けじと盛り上がりました。

20時半ころには、ひとまずお開き。

さらに一部有志は、2台の車に分乗、大東京横断ツアーを行いました。もちろん、行く先はりっきーさん、おゆうさんの店、寿家さん。

そこでは、キムキムさん、ぶぅさん、o.j.トコGeorgeさんも加わり、三次会が朝まで延々と続いたのでありました…。

ともあれ、参加いただいた皆さん、本当にありがとう。おつかれさまでした。次回もぜひご参加ください!

 

最後に、お知らせです。

この楽しい「公開セッション」に、当HPをご覧の皆さんも参加してみませんか。

当セッションでは、ブルース、そして60〜70年代のロックを中心に演奏しています。

全パート参加OKですが、特にボーカル、ハーモニカ、ホーン、キーボードのかたは大歓迎です。

また、ギャラリーとしての参加でも、もちろんけっこうです。

次回の公開セッションは2004年冬(1〜2月ころ)に実施の予定です。場所は同じく西荻窪「スタジオ・UEN」の予定。

このスタジオでは飲食OKですので、ビール、酎ハイ等を飲みながら、リラックスした雰囲気で演奏できます。

参加費用は(当日のスタジオ代+飲み物代)割る人数で、おひとり1500円程度です。

またセッション終了後、付近の店で打ち上げの飲み会も開きますので、よろしかったらそちらにもご参加ください。

そちらも実費をワリカン精算ということになります。(2000〜3000円程度。)

お問合せは、当HP管理人MACまでお気軽にどうぞ。

(注・現在、公開セッションは曳舟のブルース・セッションに引き継がれて実施されています。)

第五回公開セッションのレポートです。

第四回公開セッションのレポートです。

第三回公開セッションのレポートです。

第二回公開セッションのレポートです。

 

スタジオ・UEN(ユーイーエヌ) 東京都杉並区西荻北3ー31ー14 ロック小俣ビル TEL 03-5382-3631 FAX 03-5382-3630


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